インターネット

インターネット

インターネットは世界中の政府、企業、公共、個人など多様なコンピュータが接続された世界最大のネットワークです。インターネット上ではYoutube、LINE、Instagram、Facebook、Amazon、Googleなど様々なサービスが提供されており、コンピュータをインターネットに接続すればこれらのサービスを利用することができます。

インターネットの通信イメージ
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インターネット・サービス・プロバイダ

インターネットに接続するにはインターネットサービスプロバイダ(ISP[アイエスピー]、プロバイダ)と契約します。インターネットサービスプロバイダは、インターネットに接続するサービスを提供しています。インターネットの入り口と考えれば良いでしょう。

インターネットサービスプロバイダが提供するのは入り口だけで、入り口まで行く手段は別に用意が必要です。現在は、NTT フレッツ光やauひかり、softbank光などの回線事業者が提供する光回線を利用するのが一般的です。光回線を申し込むと、近くの電柱などから回線を家庭に引き込み、ルータが設置されます。ルータから先は各家庭のLANになるため、自分で構築する必要があります。

光回線を使ったインターネット接続のイメージ

光回線以外に、モバイルルータを使ってもインターネットと接続できます。モバイルルータは電波を使った回線です。物理的に回線をどこかに引き込むわけではないので、回線事業者のサービス提供エリア内であれば外出先でも利用できます。一方で安定性や速度は光回線に劣ります。モバイルルータではISPをセットで提供していることが多く、契約時にISPを意識することはあまりありません。

モバイルルータを使ったインターネット接続のイメージ

スマートフォンもインターネットに繋がっています。スマートフォンの場合では、音声通話のみができるプランと、インターネットに接続するプランとがあり、インターネットに接続するプランの中にはISPの利用料が含まれています。

まとめると、インターネットに接続するには、

  1. インターネットサービスプロバイダに申し込んでインターネットの入口を作ってもらい、
  2. 入り口までの道を回線事業者に用意してもらいます。

光回線の場合のLAN構成

光回線の場合、回線事業者がONUとルータを設置します。ルータとONUが1つになった機械の場合もあります。

光回線の場合のLAN構成のイメージ

ONU[オーエヌユー]は、光回線を通る光の信号と、LANケーブルを通る電気信号とを変換する装置です。故障時を除きこの機械を触れることはありません。光回線はプラスチックやガラスでできており、銅線でできているLANケーブルと違って曲げすぎると折れてしまいます。折れると使えなくなりますので、不用意に触らないようにしましょう。

ルータはセグメントとセグメントをつなぐ装置ですが、家庭向けに市販されているルータの多くはインターネットに接続する機能も持っています。インターネットサービスプロバイダに申し込むとIDとパスワードが発行されるので、それらをルータに設定するとインターネットに接続できるようになります。このインターネットに接続する機能ではPPPoE[ピーピーピーオーイー]かIPoE[アイピーオーイー]という方式が使われています。

この時点でコンピュータとルータを接続すればインターネットが利用できます。最近のルータは無線も有線も利用できるので、お好みの方法で接続できます。有線の場合はルータとパソコンをLANケーブルで接続します。無線の場合は、無線に接続するためのIDとパスワード(通常、ルータに貼られたシールに記載されています)をパソコンに設定します。

光回線の場合のLAN構築イメージ

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